我が家の樹木と庭の様子

1986年4月1日、名古屋大学から筑波大学への転勤に伴い、市内松代5丁目の公務員住宅に住み始めました。当時、地域の交通手段は不便でしたが、周囲にはソメイヨシノをはじめ、多数の樹木が植栽され、自然環境には非常に恵まれていました。また、庭付き住宅でしたので、梅雨時にはツツジ、サツキ、ベニカナメ、沈丁花、猫柳、ツバキ等の切り枝を、鹿沼土を敷き込んだ場所に挿し、それらの成長を観察していました。3~4年ほど経過しますと50cm程度の木になりましたので、自宅の庭が欲しくなり、茗渓学園中・高学校の近くに土地を購入し、我が家を建てました。

隣人との境には、松代で育成した木を生け垣として移植したのに加え、ジャムの材料採取のために金柑、花柚子、梅、ダイダイの若木を購入して植えました。また、友人からいただきました月桂樹の木もあり、その葉を乾燥して、香辛料として利用しています。しばらくしますと、庭に植えた季節の野菜の葉につく虫やジャム用の果実をついばむためにいろいろな鳥がやってきて、帰り際には糞を落としました。糞には山桜、山椒、万両、榊、桑の木の種を含んでいまして、翌年には次から次へと芽吹きました。中でも山桜の成長が早く、数年後には高さが3mを超えましたが、台風の強風にて、大枝が折れてしまいましたので、伐採しました。また、食後の甘柿の種を生ゴミと一緒に土に敷き込むと発芽し、数年後から渋柿が収穫でき、毎年11月中旬の干柿作りは年中の行事となっています。

21世紀になりますと、警察署からの防犯指導で、生け垣は外から見える程度の高さが適当との指摘がありましたので、整形・伐採を進め、現在、20種類ほどの樹木があります。季節に応じて収穫した果実は適当な形に加工して、ジッパー付きの袋に入れて冷凍保存し、必要に応じてジャム作りを楽しんでいます。そのジャムはパンに塗ったり、ヨーグルトに入れて食べていますが、時には、友人に差し上げています。

庭には農薬を散布しませんので、春から秋まで雑草が蔓延りますので、草取りは休日の仕事になっています。雑草と樹木の枝払いで出た枝は小さく刻み、庭の片隅に埋めたり、台所から出る生ゴミと一緒に庭に設置した2個のコンポスターに土と混ぜて入れています。それらの生ごみは夏場では1~2月後土に戻りますので、石灰を加えて野菜の肥料として利用しています。なお、コンポスターの中は温暖のようで、ミミズやカブトムシの幼虫が元気に育っています。

現在、庭の作業はありませんが啓蟄の候には庭おこしを始める予定です。

大嶋建一(2021年立春)